福岡大学病院の医師確保への取り組み
齢70を超えると健康そうに見えてもどこかしら体に「不発弾」を抱えているのか、随分前に母が夜中に心臓のバタバタ感と飛びまくる脈を訴えて、福岡大学病院へ救急搬送されました。結局、不整脈ということでしたが、その後の検査で高血圧やら中性脂肪の数値が高いやら色々と直すところが見つかりました。
これがきっかけで遅まきながら健康に目覚めたのか、大好きな作家・五木寛之の推奨する健康法(腰痛対策の後ろ向き歩き・ハイハイ歩き、風呂場での爪もみ、舌の筋トレ、ベッド上で仰向けになっての体操ほか)を片っ端から試すようになりました。
現在は新聞紙上で「親鸞」の続編が掲載されていますが、80歳を目前にして、毎月のように単行本を出すだけでなく、公園で全国を飛び回ったりと元気な様子を見ていると、氏の健康法を参考にしてみる価値はあるかも、と思いました。
さて、福岡大学病院ですが一時は外科医の数が激減して大変だったそうです。皮膚科や眼科などに比べると、医師の診療科のなかでは相当過酷な労働環境に入る外科は成り手が少ないという問題がありましたが、医師全体の女性の占める割合が伸びるにつれて、出産や育児等の関係で女性の外科志望者が減り、ますます大変になったとのこと。
現在は、女性医師が出産後も勤務し続けられるような勤務形態の柔軟化やバックアップ体制が整っており、スタッフの数は回復したそうですが、こうして考えると現在50代くらいの女性医師が結婚して子供を生んだときって、さぞかし大変だったんでしょうね。